2014年1月の定例会のお知らせ

コトオヤネットさっぽろ(と面接交流ネット)の定例会と無料相談会を
   1月18日(土)午後1時から開催します。
場所、時間などは以下の通りです。
当事者または興味のある方、お気軽に参加してください。

※ とき:2013年1月18日(土) 午後1時〜3時位
※ ところ:NPO法人自立生活センターさっぽろ会議室        
      札幌市白石区南郷通14丁目南2ニュー南郷サンハイツ向かい正面
      地下鉄東西線新札幌行「南郷13丁目」駅下車2番出口より徒歩1分
※ 問い合わせメールアドレス :ntmashi@yahoo.co.jp




また1月13日にかでる2.7にて
講演会を開催予定です
詳細はまた近日中にこのブログにてお知らせします

父親は子育てに参加しなくて良い?

さて?
父親は養育に必要なお金さえ稼いでいれば良いと言う考えはまだ根強くあります
ところで生物学的に人間という生き物は雄は子育てには関わらないのでしょうか?
分かり易い例としてはクマとライオンが有ると思います


まずクマの生態ですが、雌は交尾した後は冬眠中に母親のみで出産し
その後は子育ても母親のみが行います


ライオンの場合は、群れで生活しており妊娠・出産からその後も雄は共同生活を送ります
さて人間は?


ここでいくつか興味深い研究成果を紹介したいと思います
Evolution and Human Behaviorと言う雑誌に
Anne E. Storeyらカナダの研究者による
Hormonal correlates of parental responsiveness in new and expectant fathers
という2000年に掲載された論文があります


アメリカ科学アカデミー紀要(PNAS)に2011年に掲載された
Longitudinal evidence that fatherhood decreases testosterone in human males
というLee T. Gettlerらの 論文があります


他にもフィリピンの研究者で同様の論文が見つかります
実は類似した文献はたくさんあります


これら全て要点としては
「父親になることで、人間の雄はテストステロンというホルモンが減少する」
と言うことです
女性が妊娠や出産を機にホルモンバランスが変化することはよく知られていますが
男性にも似た様な現象が起こると言うことです
"Men and women had similar stage-specific differences in hormone levels"
と最初に挙げた論文では述べられています
人間の雄が子育てに参加しないなら、こんな機能は必要ないと思いませんか?


そしてこの現象は、参考文献を見れば分かるとおりかなり昔から知られています
調査が行われた国も多岐にわたっており、北京での研究でも同様の結果が出ています
文化や人種に関係なく、この機能は備わっていると考えて良さそうです


日本の家裁の裁判官や調査官にはもう少し勉強してもらいたいものですね

12月定例会のお知らせ

コトオヤネットさっぽろ(と面接交流ネット)の定例会と無料相談会
   12月21日(土)午後1時から開催します。
場所、時間などは以下の通りです。
当事者または興味のある方、お気軽に参加してください。


※ とき:2013年12月21日(土) 午後1時〜3時位
※ ところ:NPO法人自立生活センターさっぽろ会議室        
      札幌市白石区南郷通14丁目南2ニュー南郷サンハイツ向かい正面
      地下鉄東西線新札幌行「南郷13丁目」駅下車2番出口より徒歩1分
※ 問い合わせメールアドレス :ntmashi@yahoo.co.jp

ジョン・ボウルビィってご存じですか?

タイトル通りですが、皆さんこの人をご存じですか?
John Bowlbyというイギリスのお医者さんです
この人の研究結果に
「子供は食事だけ与えられても、きちんと育たない」
と言うものがあります


孤児院や乳児院などの子供の発育が悪いことが知られており、その研究を行った人です
なにぶん昔のことなので、これらの施設の環境も良くなかったのですが
とりあえず子ども達に食事はそれなりに与えられていたようです
ところが成長が良くない、それどころか死亡率が非常に高かったそうです
その研究の結論が、「食事だけ与えても子供は育たない」でした
この研究結果はWHOの福祉プログラムの基礎となっています


つまり、「お金(食費)を渡すだけでは子供を育てているとは言えない」と言うことです
この研究結果を踏まえれば、当然「養育」とはお金を渡すことだけではありませんね
離婚しようとも双方に養育の義務があると言うならば
「非同居親も積極的に子供と交流してはじめて義務を果たしている」と言えます
是非とも日本の裁判官や弁護士さんには読んでいただきたい研究だと思います


ところでこの研究結果いつ発表されたものだと思いますか?


Child Care and Growth of Loveと言う本になりますが
なんと1951年
つい数年前に、「父親は養育費だけ出して、写真を半年に一回見れば良い」と言う判決を出した人は
何を勉強してきたんでしょうね・・・?

11月定例会のお知らせ

先月は残念ながら延期となった定例会ですが
今月もメンバーのスケジュール調整がつかず延期とさせていただきます


来月はなんとか調整し定例会を行いたいと思っています
日時・場所が決まり次第こちらのブログにアップします

10月の定例会 続報

急な話で申し訳ありません。
今月の定例会は中止とします。

メンバー全員が出張その他で、出席できなくなってしまいました。
来月の第3土曜(11/16)に次回開催予定です。


ところで数日前に、アメリカからの対日経済制裁のニュースが流れました。
正確には、「対日経済制裁のための法案が議会を通った」と言うことでした。
「ハーグ批准を決めたのにどうして?」と思われた方も少なからずおられると思います。
ハーグ批准後は、基本的にもとの国に戻され現地の裁判所で事件は処理されます。
しかし、今現在既に日本に連れ去られた子供とその父親(母親はわずかですのであえてこう表現します)には何の救済措置もありません。

ハーグ批准表明後より、アメリカ議会ではこの問題を取り上げていました。
この問題に対し、日本政府が具体的なアクションを起こさなかったことが
今回の事態に繋がった物と思われます。


良く誤解を受けますが、アメリカをはじめとする国民が被害を受けている国は
自国民を誘拐した日本人女性個人のみを問題としているのではありません
このような父子を引き裂く犯罪行為を容認し、その後も引き離しを続ける
日本の裁判所を最も大きな問題と捉えているのです。
ですから、ハーグ批准表明の後に積極的に面会交流の法による義務化・不履行の際の公権力の介入など、周辺環境の整備を打ち出していれば、今回の事態は避けられたはずです。


男女平等・子どもの権利重視を反対派はよく口にします。
 父親には子供と過ごす権利は無いのでしょうか?
 子育ては母親だけのもの?
 子供は父親と会う権利は無いの?
 子供を住み慣れた環境や父親から、一方的に引き離す権利を母親は持ってるのでしょうか?
本当の子どもの権利や男女平等を、反対派が考えているとお考えですか?


最後に、やなせたかしさんのご冥福をお祈りします。
たくさんの子ども達に、笑顔と勇気をくれた優しいお祖父ちゃんありがとう。

10月の定例会のお知らせ

事後報告ですが、9月に札幌駅前でビラ配りをしました
近日中にその時の写真もアップしようと思います


10月の定例会のお知らせです

今回は場所が変更になりました。

日時は以下の通りです


※ とき:2013年10月19日(土) 午後1時〜3時位

※ ところ : 

   ROBATA魚一新 南郷13丁目店    

      札幌市白石区南郷通13丁目南3-2

      地下鉄東西線新札幌行「南郷13丁目」駅下車2番出口より徒歩1分

      (道道453号線沿い セイコーマートとなり 駐車場あり)

※ 問い合わせメールアドレス :

   ntmashi@yahoo.co.jp


魚一心には

コトオヤネット”で予約しておきますので、当日は店員さんにその旨伝えて下さい。