『第3回(国連NGO報告書を)つくる会』発足総会報告

おはようございます。FMAです。昨日(1月21日)の『第3回(報告書を)つくる会』発足総会に参加してきました。


冒頭、DCIの福田代表から、新自由主義と新国家主義の流れに対抗しなければならないというお話がありました。子どもを非養育親に合わせない養育親の問題とはあまり関係ないと思うのですが、一応、『つくる会』の活動としては、そういうものがベースにあることを頭に入れておく必要があると思います。また、国連に面接交流の問題を取り上げてもらうようにするには、子どもの権利条約にある、子どもの成長発達権、意見表明権を重視する観点で、報告書を作成する必要があると思います。


第3回つくる会の運動としては、単に報告書を書くだけではなく、孤立している子ども、親、家族をつないでいけるように、草の根的な運動をすくい上げるような活動を行いたい、ということです。


当面のスケジュールとしては、2月28日締め切りで、意見書を、面接交流ネットとして提出する必要があります。書式は自由だそうですが、子どもの権利条約に照らし合わせて、ここがおかしい、とか、政府報告書に盛り込むべき分析を書いてほしいそうです。FAXでも、DCIへのメール
info@dci-jp.com
でもOKとのことです。この意見書に基づいて、3月17日(金)に外務省で対話集会を行うそうです。参加者は、13時15分に外務省玄関前に集合。

5月13日(土)にDCIの総会
5月14日(日)に第3回つくる会の第2回総会
5月15日(月)に第2回の外務省との対話集会


こうした手続きを踏んだ上でその後、外務省が政府報告書=実は『つくる会』と対話しても無意味で(アリバイ的なもので)、既に政府報告書はできているだろうと12月の準備会で話が出ていました=を国連に提出するのだそうです。福田DCI代表が、今回は面接交流法制化の勧告を出してもらう方向で頑張りましょうと言ってくれました。


それと、会費を年1万円(団体の場合、個人は5000円)で3年間納める必要があります。目標は100団体個人250人で、3年間で660万円の経費をかけるそうです。面接交流ネットは会費ゼロ(資産がない)なので、私が第3回つくる会の初年度会費を「面接交流ネット」の名前で出しておきました。

役員を10名程度、自薦他薦で選ぶのだそうです。第4回に継承できるようになるべく30歳代で、市民・NGO・専門家(弁護士・ジャーナリスト)・主要領域をカバーしている人が基準とのことでした。 (文責・FMA)