コトオヤネットさっぽろ&面接交流ネット定例会の報告

4月16日にコトオヤネットさっぽろ(と面接交流ネット)の定例会と無料相談会を、札幌市白石区内の自立センターさっぽろで行いました。定例会のテーマは、3月下旬からアップした統一地方選(道知事選と札幌市長選)のアンケートの総括になりました。


会合では「道外の他の団体が統一地方選で首長アンケートを行わなかった中で、われわれだけがアンケートを行ったのは、評価されてよい」「6候補全員にアンケートを送付し、回答を得たのは(選挙に出る側にとって)無視できない勢力になってきたことの現れではないか」などの、肯定的な意見が大勢を占めました。


他方、アンケート結果と選挙戦の結果とでは「(面接交流に積極的とは言えない)良くない候補が勝利した」「東日本大震災の影響で)防災面に争点が移ってしまい、(非養育親の主張が)浸透しきれたか、疑問がある」などの指摘も出されました。


こうした総括点を踏まえ、
1)非養育親の実情をアンケートにまとめ、どれだけの人間が現在、困難に直面しているのかを明示できるようにし、今後の陳情活動などに生かすべきだ
2)
(現時点では、札幌市議会や道議会などでも震災対策に意識が向いており、陳情の意味が薄れているので)夏場以降までに、体制を固め、民法改正などを目指した意見書案の採決に向けて、陳情活動を再開する


という当面の方針を固めました。(1)については、道外の友好団体とも協議を進めていきます。