10月の定例会 続報

急な話で申し訳ありません。
今月の定例会は中止とします。

メンバー全員が出張その他で、出席できなくなってしまいました。
来月の第3土曜(11/16)に次回開催予定です。


ところで数日前に、アメリカからの対日経済制裁のニュースが流れました。
正確には、「対日経済制裁のための法案が議会を通った」と言うことでした。
「ハーグ批准を決めたのにどうして?」と思われた方も少なからずおられると思います。
ハーグ批准後は、基本的にもとの国に戻され現地の裁判所で事件は処理されます。
しかし、今現在既に日本に連れ去られた子供とその父親(母親はわずかですのであえてこう表現します)には何の救済措置もありません。

ハーグ批准表明後より、アメリカ議会ではこの問題を取り上げていました。
この問題に対し、日本政府が具体的なアクションを起こさなかったことが
今回の事態に繋がった物と思われます。


良く誤解を受けますが、アメリカをはじめとする国民が被害を受けている国は
自国民を誘拐した日本人女性個人のみを問題としているのではありません
このような父子を引き裂く犯罪行為を容認し、その後も引き離しを続ける
日本の裁判所を最も大きな問題と捉えているのです。
ですから、ハーグ批准表明の後に積極的に面会交流の法による義務化・不履行の際の公権力の介入など、周辺環境の整備を打ち出していれば、今回の事態は避けられたはずです。


男女平等・子どもの権利重視を反対派はよく口にします。
 父親には子供と過ごす権利は無いのでしょうか?
 子育ては母親だけのもの?
 子供は父親と会う権利は無いの?
 子供を住み慣れた環境や父親から、一方的に引き離す権利を母親は持ってるのでしょうか?
本当の子どもの権利や男女平等を、反対派が考えているとお考えですか?


最後に、やなせたかしさんのご冥福をお祈りします。
たくさんの子ども達に、笑顔と勇気をくれた優しいお祖父ちゃんありがとう。