東京の事件

日暮里で小学生が無理心中を図ったと思われる父親により大やけどを負った事件が報道されました。
もちろん自分がどんな状況にあろうと、子供を巻き込む行為は許されません。


しかし一方で、この父親はこの次男と会えずにいたようです。
その理由等詳細が分からないので一概には言えませんが、母親の対応には少々疑問を覚えました。
強引に次男を連れて行こうとする行為があったとのことですが
三者および母親のいる場所で父親と会わせるなどの選択肢はなかったのでしょうか?


漫画家の西原理恵子さんなどは
写真家の夫と離婚した最大の理由は、「子供への危害を心配した」事と言っています。
一方で彼女は、離婚後も父親と子供の時間を作っていました。
夫との関係など様々な条件があり一概には言えませんが
子供の危険を理由として離婚しても、子供と父親の時間は作っていた人もいると言うことです。
海外では子供の危険がある時は、第三者が介在する状況での面会を行うなど
「子供への危険=100%あわせない」という運用は行われていないようです。


子供を巻き込む事例は特殊ですが
子供と会えないことに絶望して、自らの命を絶つ父親は少なからずいます。
今年も国会で質問が出ています
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/185/meisai/m185072.htm
最近のことですね
「そのような事態は把握していないし、調査を行う予定も無い」
はて?数年前にフランス人の父親が自殺して、フランス大使館のHPにそれが記されていたはずですがね???
その事態も把握してないってのは、対外的にも問題ではないでしょうか?