来月(12月)2日(土)に日弁連のシンポジウム

日弁連主催のシンポジウム「離婚と子ども 〜子の親権・監護法制の現状と展望〜」が、12月2日(土)に東京都千代田区霞が関弁護士会館2階で行われます。シンポジウム実施にあたっては、面接交流ネットからも意見と要望を伝えています。また、この12月2日のシンポジウムでは、来年1月20日(土)に私たち、面接交流ネットが行う公開講演で講師を務めていただく山口恵美子さん(家庭問題情報センター常務理事)が、パネリストとして出席されます。お時間に余裕のある方はぜひともご参加ください。実施要項は次の通りです。

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両親が離婚したり、紛争を抱えて別居したりするなどの事態が生ずると、子どもをめぐる環境に重大な変化が生じ、子どもの心理に大きな影響を与えます。

日本弁護士連合会は、これまで、4回にわたって家庭裁判所シンポジウムを開催しましたが、そのなかで、両親が離婚する際の親権者の指定や面接交渉などをめぐって深刻な争いが生じている実情が報告されました。

諸外国では、両親が離婚した後の子の監護については、多くの国で共同監護の制度が導入されています。

そこで、今回のシンポジウムでは、離婚の際の子の監護の問題について、わが国の現状についての調査をふまえて、現状と問題点を分析し、海外調査の結果などを参考にしながら、改善策を考えます。

日時 2006年12月2日(土)13:00〜17:00
場所 弁護士会館2階 講堂「クレオBC」
東京都千代田区霞が関1−1−3
(地下鉄霞ヶ関駅B1−b出口直結) (会場地図)
参加費等 参加費・資料代無料・事前予約不要
内容 第1部:報告
親権・監護法制の国際比較 ―ドイツにおける法改正の経緯を中心として
第2部:パネルディスカッション
パネリスト
鈴木 博人(中央大学法学部教授・中央大学大学院法務研究科教授)
山下りえ子(東洋大学法学部教授)
中村 順子(弁護士・東京弁護士会所属)
山口 恵美子(社団法人 家庭問題情報センター常務理事・面接交流部部長)
コーディネーター
谷 英樹(弁護士・大阪弁護士会所属)
岡本 充代(弁護士・横浜弁護士会所属)

主催 日本弁護士連合会
問合せ先 日本弁護士連合会 法制部法制第一課
TEL:03−3580−9887

http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/061202.html