札幌市議会・民主党の藤原幹事長とお会いしました。

1月20日午後3時には意見書案の本会議上程に向けて、札幌市議会民主党市民連合議員会の藤原広昭幹事長とお会いしました。同議員会の政策審議会に所属している民主党職員の塩田力さん、川下隆志さんも同席してくれました。


私たちの要望について、3氏は熱心に耳を傾けてくださいました。15日の文教委審議では「火急の案件ではあるが継続審査」という微妙な位置に置かれた意見書案陳情でしたが、来月(2月)の本会議上程に向け、確かな手応えを感じました。事態の打開に大きな前進があったと考えています。


○1月20日午後3時に行った札幌市議会民主党市民連合議員会、藤原広昭幹事長、民主党市民連合議員会政策審議会職員の塩田力さん、川下隆志さんとの要望のやり取りは次の通りです(写真はありません)。
――「できるだけ早く本会議に上げるべきだ」という前向きな“継続審査”だったので、皆さんのお力をぜひとも得たい。単独親権が非常に大きな問題となっています。
藤原氏「文教委で批判的な意見はあったのですか」
――内容的に見て否定的なものはありません。ただ、審議の時間について“緩”(自民系)と“急”(民主系)の差があって、(文教委では)継続審査ということになりました。今後本会議を目指したいのですが。
藤原氏「意見書取り扱い開始は、2月の19日か20日ころから始まって、3月23〜24日には各会派の態度が決まります。市民の中にはその日当たりに(状況を探って)不利だと見れば(意見書案の陳情を)取り下げてしまう例もあります。締め切りは2月の15日ごろで、まだ時間はあると思いますよ
藤原氏「幹事長会議で意見交換する際、他会派から(原案が)出た場合、文言の修整が必要だがその際、何かデータがあればまとめやすいですね」
藤原氏「状況としては(子どもを)引き取った側(保護者サイド)が会わせたくないとか、子どもが会いたくないとか言っている傾向があるのだろうが、そのデータ、傾向(を表す数値)があれば、自民党なども説得しやすいのですよ
――まだまだデータというものは少ないのが実情です。例えば東京ではFPICという元家裁調査官を中心とした団体があり、そのFPICを介した面会プログラムなどもあります。第三者が上手に介入すれば、面接の際に“虐待”なども発生しにくいという傾向も明らかになっています。(今まで他会派を回ってきたが)他会派も好意的でした。
――だいたい3、4回の会議(会合)で(文言が)一本化していくということになるのですか。
藤原氏「そうですね。文言の修整などは2回目以降からです。もし、うち(民主党市民連合議員会)が出していくとすれば、この(文書の)文言なども参考にしていいのですか。来月(2月)には議員会の勉強会もあるので、まずはそこで上げてみます
――はい。よろしくお願いします。